300年以上の歴史がある長崎「眼鏡橋」に隠された、ハートなストーン
長崎を代表する観光スポットといえば「眼鏡橋」ですよね。独特のアーチ状の構造から国の重要文化財にも指定されている、正に長崎を代表する名所ですが、実は眼鏡橋のかかる中島川周辺は、地元の人達にとっても馴染み深い憩いの場所なのです。今回は眼鏡橋周辺の観光スポットや年間のイベント情報などをまとめて紹介します。
市民にも馴染みの深い長崎市内を代表する観光スポット眼鏡橋
長崎市内にある中島川に架かる眼鏡橋は1634年(寛永11年)、中国から来日して興福寺の二代目住職だった黙子如定によって建造された日本初の石造りアーチ橋で1960年に国の重要文化財に指定された長崎市を代表する観光スポットの一つです。アーチの姿が水面に映ると反射して眼鏡の形に見えることが眼鏡橋の由来と言われています。
恋愛運アップ!?のハートストーンで記念撮影
眼鏡橋の撮影スポットは眼鏡橋の頭頂部で一枚、橋端で一枚。そして眼鏡橋を降りて中島川護岸から橋を見上げて一枚、そして護岸沿いにあるハートストーンと一枚。撮影で訪れた時もハートストーンを見つけて撮影をする観光客を見かけました。恋愛運がアップするかも?川辺散策をしながらインスタ映えするハートストーンを探してみてはどうでしょうか?
台湾人を含めたアジア人、外国人旅行客が観光する眼鏡橋
長崎に帰ると数回は眼鏡橋の周辺を歩きますが、朝昼晩いつでも眼鏡橋をバックに写真撮影をしている旅行客を見かけます。最近では日本人よりも外国人の旅行者を見かける率も高くなり、韓国語や英語、中国語が乱れ飛んでいます。台湾人も立ち寄る人気の長崎観光地の一つなのですが、台湾人が利用する旅行サイトでは眼鏡橋に対する評価は5段階中で4と高い人気スポット。
台湾人の眼鏡橋に対する評価コメントの抜粋です。
川辺散策にふさわしい
多くの旅行客が水面に反射する倒影を撮影する人気のスポット。眼鏡橋から商業施設までさほど遠くなく、川沿いには趣のある店舗が多くウィンドウショッピングが楽しめます。
過小評価するべきでないスポット
写真撮影が好きな人には絶対にチャンスを逃せないスポット。日本の味わいを楽しめる長崎を代表する訪問する価値がある場所。
行きやすいスポット、早朝か水面に波が立たない時に素敵な倒影が!
路面電車に乗って賑橋で下車、徒歩で到着できる場所。ハートストーンを探してみたり、川辺で水に触れることも出来て十分楽しめます。写真撮影には持ってこいの場所!
眼鏡橋周辺の川辺の散策、ハートストーン探しを楽しむ方、インスタ映えを意識してか、撮影に関するコメントも多いです。また日本らしさや長崎らしさなど台湾では見ることができない、その土地らしさを求めて眼鏡橋を訪問する台湾人がいるようです。
意外とグローバル対応。バラの花型が特徴のチリンチリンアイス売り
眼鏡橋のすぐ横では長崎名物のチリンチリンアイスを販売する屋台が営業をしていますが、先程触れた通り外国人旅行客が多いだけあって、アイスのカンバンは日本語、英語、韓国語、簡体字とグローバル表記されていました。
折角なので私も久しぶりに一つ注文してみたのですが、手際よくバラの花の形にアイスを整えてくださいました。販売員の方に少しお話を聞いてみましたが、7割から8割が外国人の旅行客が購入され残りは修学旅行生がお客さんとの事。
外国人観光客が屋台でアイスを販売していると分からないために、カンバン表記はグローバル対応。そして英語や中国語で「アイス」の単語を覚えて客引きができるようにしているそうです。意外とグローバル対応なアイス売りの屋台でした。